カスタマイズ性・柔軟性に優れ、操作もカンタンと導入企業様からご好評いただいているPlaPi(プラピ)。
PlaPiについてより詳しく知っていただき、便利にご活用いただくために、「どんな導入事例があるのか」「どんな面でお客様に喜ばれているのか」を営業担当者に聞いてみました。
PlaPiは自由度の高いPIM構築サービス
メーカー・小売・卸はもちろん、倉庫管理や建設業界で便利に使われる事例も
ーーPlaPiはどんな業界で導入されているのでしょうか?
PlaPiはPIM(Production Information Management:商品情報管理、または製品情報管理)クラウドサービスなので、おもに何らかの商品を持っている企業や自社で商品を製造しているメーカー、多くの商品を扱っている小売り業界などに導入していただいています。
最近は、OEMで製造した製品の販売企業や、ECを利用している企業、小売店に商品をおろしている卸企業なども多いです。
ーー商品管理を必要とされる企業が中心なのですね。ほかにも導入されている業界があれば、教えてください。
代表的なのは、倉庫管理や建設業界でしょうか。商品管理目的以外の導入事例として、参考にしていただけると思います。
倉庫管理の企業では、預かり品の状態を把握するための写真管理や、作業する際の操作マニュアルを登録し、各作業拠点で操作マニュアルを共有するという活用事例があります。
建設業界の企業では、災害情報や事故情報の共有に活用いただいている事例もありますね。
その企業では、社員教育を目的として、どんな災害・事故が過去に起きているのか、その原因・対処の履歴や記録などをエクセルを使って管理されていました。
しかし、過去10年以上の事例をエクセルファイルにまとめていたため、事例数が多く、動作も遅くなり、検索性も低いという問題があったそうです。
また、災害・事故情報を確認する際に、文章だけでなく、現場の写真も一緒に確認できるようにしたいというご要望があったのですが、それが従来のエクセル管理では難しく、写真を対象にした検索も困難でした。
そこで、それらのデータをPlaPiに移行したところ、検索性が向上したと喜んでいただきました。
検索性が向上したことで、類似の現場で作業する際の事前確認や、安全週間・安全大会などのタイミングで社員の方が一斉に災害・事故事例を確認する際に、これまで蓄積したデータを有効にご活用いただけるようになったそうです。
PlaPi 導入事例と商品情報管理のアンケートレポート ダウンロードのお申し込み
テキスト情報、画像、資料、取説…
商品に紐づく膨大な情報のエクセル管理は至難のワザ
ーーどのような問題や課題を抱えた企業から問い合わせがくるのでしょうか?
どの企業にも共通しているのは、「管理するデータが最近増えてきていて、これまでのやり方では、対応が追いつかなくなってしまった…。」というお悩みですね。
これまでの方法というのは、もちろん企業によってそれぞれなのですが、よく耳にするのは、自社で作成したエクセルやスプレッドシートを使って管理する方法です。
ただ、エクセルやスプレッドシートをお使いになったことがある方は分かると思うのですが、こういうファイルは複製がしやすいですよね。
そのため、多くの人が使うほど、コピーされた派生ファイルがどんどん増えてしまったり、最新のものがどれか分からなくなってしまったりという状況が起きてしまいがちです。
管理する情報量が増えて、更新頻度も上がってきた、という中で、こういった従来の管理方法に限界を感じてご相談いただくことが多い印象です。
ーーファイル管理の問題で、お悩みの企業が多いのですね。たしかに、どこの企業でも、最近は管理する情報量が増えている印象があります。
そうですね。先ほどエクセルを例に出しましたが、商品には、いわゆるテキスト情報以外にも写真や画像、取扱説明書などのたくさんの資料が紐づいていることが多いんです。
それらを適切に管理したいという時に、なかなか自社のツールで管理するのは難しい部分があるようです。
ファイルサーバーなどに保存しておいても、多くの人が扱う中で、あちこちに移動されて保存場所が分からなくなってしまうということがあったり、検索性が悪くて見つけにくかったり…といったお悩みも聞きます。
そういう背景もあって、何らかの形で情報を一元管理できて、検索性が向上するツールを探している企業様が増えてきたなと感じています。
商品情報を一元化して受注率を向上させた、株式会社一生紀の事例
https://jsol.plapi-product.com/post-isseiki
ーー実際に、PlaPiを導入して情報を一元管理することで、なんらかの成功につながった事例があれば、教えてください。
PlaPiのホームページでも紹介している、家具メーカーの株式会社一生紀の事例では、お客様からの問い合わせへの回答時間を大幅に削減し、受注率を向上させることができました。
一生紀様では、お客様からお問い合わせを受けた際に、その商品の最新情報を調べようとしても、エクセルで管理された商品情報が散在しており、回答までに時間がかかってしまうという課題がありました。
すぐに回答しないと、お客様が他のブランドの商品を買いに行ってしまい、販売機会を逃してしまいます。回答までの時間を短くして、「お客様が購入する際の判断材料をできるだけ早く提供したい」という思いを強くお持ちでした。
そこで、PlaPiに商品データを集めて検索性を上げることによって、必要な情報提供を素早く行い、購買意欲を低下させることなく、販売につなげることを実現しました。お客様の求める情報を瞬時に提供することは、レビューの星の数にも影響しますし、未来のお客様の購買意欲や意思決定にもつながります。
PlaPiの導入で、これまで1つの問い合わせに30分以上かかっていた回答時間が、5分程度にまで短縮されたとのこと。大きなメリットを感じてくださっているようです。
ーーお客様からのお問い合わせにスピーディーに対応できたことで、商談や購入の機会ロスが減ったということでしょうか?
はい。お問い合わせ1件あたりの対応時間が短くなった結果、時間あたりの対応件数が増えたのも、大きな変化だったと思います。
PlaPiを業務オペレーションに組み込み、情報の一元化だけでなく根本的な効率化にも成功した株式会社タバタの事例
https://jsol.plapi-product.com/post-tabata
ーーほかにも、PlaPi導入後に、何か結果につながったという成功事例があれば、教えてください。
株式会社タバタという、スポーツ・レジャー用品メーカーの事例があります。
タバタ様は海外拠点を多くお持ちの企業なのですが、海外の各拠点の方たちが商品を販売する際に、商品情報についての問い合わせが本社に殺到しまい、その対応がとても大変だという課題をお持ちでした。
たとえば、輸出入にあたって船をブッキングしたり見積もりをする際に、製品の重量や寸法などの正確なデータが必要となります。しかし、エクセルを使った管理方法ではフォーマットが拠点によってバラバラだったり、新製品の情報が入っていなかったりして、正しい情報を共有するのが難しかったそうです。
そこで、PlaPiに商品のデータを入力して一元化し、海外の拠点でも検索できるようにしたところ、拠点間での問い合わせや拠点から本社への問い合わせもほぼなくなって、業務をとても効率的に行えるようになりました。
PlaPiに正確なデータを蓄積していったことで、海外のECモールに出店する際にも、PlaPiに登録されているデータより、モール単位で必要なデータをエクスポートできるようになったため、効率的に出店できるようになったというお話も聞いています。
ーーデータのエクスポート機能も、便利に使えるということですね。
はい。ほかの場面でも、タバタ様はPlaPiをとても上手に活用してくださっています。PlaPiを導入して以降、新しい製品ができた際、製品レビューのチェック項目に「PlaPiへの登録が完了しているか」という項目を追加してくださったそうです。
PlaPiにデータを入力して初めて、その製品が出荷・販売できるようになるという運用をとられているんですね。
ーーPlaPiありきで、オペレーションを組まれている事例ということですね。
はい、そうですね。
働き方改革にもつながった第一三共エスファ株式会社の事例
https://jsol.plapi-product.com/post-daiichi-sankyo-espha
ーーPlaPiを導入するメリットに「より付加価値のある仕事にリソースを割けるようになる」ということが挙げられていますが、どんな事例がありますか?
付加価値といいますか、PlaPiの導入後に少し働き方が変わった、とご報告いただいた事例があります。ホームページでも公開している第一三共エスファ株式会社の事例です。
第一三共エスファ様はジェネリック医薬品業界のメーカーですが、これまで、薬の中に入っている添付文書や、薬を包んでいる包材のデザインなどを管理する際に、写真を撮影して管理していたそうです。
ただ、写真という形式なので、確認が必要となった時には、実際に現物を見に行ったり、ファイルサーバーに保管されているデータを開いてみたりすることが必要だったそうなんですね。
それらのデータをPlaPiに入力したことによって、検索性が向上し、現物を確認しに行く手間が省けたそうです。さらに、PlaPiはWEBから使えるクラウドサービスなので、リモートワークの時にもその業務ができるようになったとのことでした。
これまでは、わざわざ現物がある場所まで行って、確認をしなければいけないケースもあったのですが、PlaPiを活用することで、どこからでも確認が可能になって、働き方改革にもつながった事例だと思います。
PlaPiの機能を応用的に活用している事例
ーー最後に、長くPlaPiを使っている企業で、PlaPiを応用的にうまく活用されているという事例があれば、聞かせてください。
PlaPiに関しては、アクセス状況のデータを定期的にお渡ししている企業もあります。何らかの情報を共有した場合に、実際に社員のどれくらいの方が、どの部分を見ているのかを確認する…というような使い方をされているようです。
また、PlaPiの権限設定の機能を活用することによって、業務効率化につながった事例があります。
取引先にPlaPiの権限を一部共有することで、これまで、取引先から情報をいただいてお客様データを入力していたものを、取引先に直接PlaPiに入力いただくことが可能となりました。
ーーPlaPiを導入したことで、企業にとっても、取引先にとっても、Win-Winになったという事例ですね。ありがとうございました。
まとめ
今回のインタビューでは、商品情報の管理に関する課題を抱えていた企業を中心に、PlaPiが活用されているさまざまな事例を紹介してもらいました。
管理する情報量が増え、情報の種類も多様化する中で、エクセルなど独自の管理方法に限界を感じ、それらの情報を一元化できるツールを探している企業が増えているようです。
PlaPiなら、課題に応じて柔軟にシステムを構築することができ、月額1万円からのスモールスタートも可能です。
特に、商品情報管理にお悩みの企業は、ぜひPlaPiの活用をご検討ください。