PlaPiのリリースより、2年がたち、トライアルを含めたご利用企業数はのべ50社を超えました。そんなPlaPiを支えている開発メンバーが集まり、開発者視点でのPlaPiの良さ、他製品・サービスとの違いについて最近PlaPiの営業担当になったメンバーが話を聞きました。

PlaPiの特長について

営業: こんにちは、PlaPi営業担当です。最近営業になったこともあり、PlaPiについてはまだ勉強中です!本日はPlaPi開発者目線でみたPlaPiの良い点についてインタビューを行います。よろしくお願いします!
早速ですがPlaPiの特長について簡単に教えてください。

後閑: そうですね。ご提供の仕方としての特長は、「クラウドサービスでの提供」となり、「サブスクリプション型の月額課金」というところです。加えて、機能的な特長としては、「自由な項目定義」をすることができる上に、「柔軟な権限設定」が可能である、という点ですね。

営業: 特長として「クラウドサービスでの提供」を挙げてもらっていますが、商品情報管理サービス(PIM)をクラウドで利用することのメリットは何かあるんでしょうか?

後閑: ここではSaaS(Software as a Service)という意味でクラウドサービスという単語を使いますが、クラウドサービスを利用することのメリットは色々あります。オンプレの場合、サーバー調達までのリードタイムがかかり、ネットワークの設計と敷設、OSやミドルウェアに対してのセキュリティパッチの対応や、OSアップデートといった作業が発生します。サーバーを新たに用意するとなると保守やメンテナンスで非常に時間やお金がかかる点は多くの企業のシステム担当の方は経験されていると思います。

クラウドサービスを利用する形に切り替えることで、こういった面倒なシステムの運用作業はサービス提供者が担うので、お客様はお申込みをするだけで、必要な機能を利用することができます。まずここは大きくメリットがありますね。

もう少し細かい話をすると、システムを使い続ける上で一度構築したシステムの性能やストレージ容量を上げることが難しくなります。クラウドサービスであるPlaPiを利用する場合、必要な容量を指定して使い始められるので、少ない容量からはじめて、必要に応じて容量を増やしていただける点は便利です。例えば、データを集め始めるときには少ない容量で、データが集まってきたら必要な分を追加する、といったことができるのはクラウドサービスで提供しているPlaPiのメリットですね。

営業: PlaPiの場合はお客様よりお申込みいただいてから、最短で5営業日後までには提供していますよね。そのあたりもクラウドの特長でしょうか?

後閑: そうですね。PlaPiは事前準備している環境を利用し、さらに個社向けへの事前のシステム設定は極力減らしており、利用する企業側で設定できるようになっています。そのため、すぐに環境のご提供が可能になっています。クラウドサービスとして提供しているPIMという点でこの提供速度の速さは、オンプレ型のPIMと大きく異なりますね。PlaPiは複数企業の方が同じサービスをご利用いただくため、この提供速度を実現しています。自社でサーバーを調達という形だと、ここまでの速度で利用開始はできません。

(左)PlaPiプロダクトオーナー 後閑 勇登 (右)PlaPi開発リーダー/デザイナー 島藤 大誉

他のPIM製品と比較したPlaPi

営業: クラウドサービスとして提供しているPIM、という点についてはわかりました。すぐに利用が開始できるのはやはり魅力的ですね。サービスの内容としては、他のPIM製品と比較した際に、どんな利点がありますか?

後閑: PlaPiは、デフォルトで用意している固定のデータ項目が非常に少なく、管理したいデータ項目を画面上から簡単に設定できる、という特長があります。この点は、データを集め、必要となるデータの構造を準備し、社内での共通認識を作っていただく際に、非常に便利です。 出来上がったものをすぐに画面で見ていただけるので、途中の状態で複数の部署からの意見の集約もしやすいです。意見を基に追加で項目を準備しようとした際に、毎回ITベンダーに依頼をしていく必要が出てくると、時間も費用も掛かってしまいます。管理をしていきながら、項目の変更を自社内で行っていくことができる点は、データを集め始めるのに最適な特長だと思いますよ。

島藤: クラウドサービスの利点とかぶってしまいますが、やはりパッケージ製品導入となると、非機能面、運用面、セキュリティ面を考慮する必要が出てきますね。PlaPiのようにクラウドサービスで利用できるPIMの場合、サービスで定まっている機能の中でどう利用するのか考えることに集中できます。管理したいデータ項目や、運用面に特化して利用者が検討できます。総合的にみて、システムに関連する雑念から取り払われ、管理したい項目について検討できるのがクラウドサービスであるPlaPiの良い点ですね。組織内に浸透させていくために「どういった運用でデータを取り扱っていくか」、「データ項目として何を管理するか」という点を検討するのは、非常に時間がかかります。 そういった重要なポイントに集中するために、面倒なシステム部分はベンダーに任せていただいてデータの中身と運用の検討に集中できる、という点の利点は目立たないですが大きいですね。

導入までの流れ

営業: お話を聞いていくと、サービス導入するまでのハードルはクラウド型の方が低いのは間違いないですね。実際に導入まではどういった流れになることが多いですか?

後閑: PlaPiに関しては、多くのお客様で無償トライアルを行い、画面のイメージやデータ登録を行った画面を確認いただくところから開始されることが多いですね。その後、最小月額1万円より利用できるため、少額でご契約を開始いただき、データの投入をまずは進めていただきます。プランを上げたり、利用ユーザーを増やしたりするのはデータが整ってから追加契約する、という形でご利用いただく場合が多いです。登録するデータもExcelファイルから一括登録できるので、データ登録も簡単で負担も少ない、というお話もいただきます。画像やPDFなどのファイルが多い場合には、専用のツール(別途オプション契約が必要)をご利用いただいて、一気にデータ投入するということも可能です。

営業: 実際にお客様から簡単、というお声があるのはいいですね。ありがとうございました。
ここまでPlaPiのクラウドサービスとしての良さの部分についてお話を聞いてきましたが、次回はPlaPiの機能面についてさらにお話を聞いていきます。

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